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生活の中の運動によりメタボリック対策をする

食生活の改善と同様にメタボリック対策として重要なのは運動です。
メタボリックシンドロームの対策は、お腹の周囲についた脂肪分をなるべく
減らしていかなければならないのです。
そういうわけで、運動をすることが当たり前ですが不可欠なことです。
体を強化するためにも、時間のある人は勇気を出してジムに通うこともひとつの方法です。
体をよく使うスポーツなどに、元々運動が得意だった人は、
また挑戦してみるのもおすすめです。
ただその時間を忙しい毎日の生活の中で、メタボリック対策の運動をするために
作り出すのはなかなか難しいものだといえるでしょう。
無理やり運動の時間を作っても、そのせいで運動すること自体がつらくなって
すぐにやらなくなってしまうようでは意味がないのではないでしょうか。
メタボリック対策だからといってことさら特別な運動をしなければならないわけではありません。
なるべくなにかをするついでに体を動かすなど、毎日の生活において少しの時間に
体脂肪を減らす運動をしてメタボリック対策にすることがおすすめです。
連日の通勤電車の中で、つり革につかまりながらさりげなく筋トレをすることも可能です。
手軽にできる運動は他にもあります。
エスカレーターやエレベーターではなくできる限りに階段を使うなどといったもので、
これがメタボリック対策にはなります。
バスや電車の停留所などをひとつ手前で降りて歩くようにしたり、
ランチタイムのレストランにわざと遠い所を選ぶ、といったことも
メタボリック対策の運動になるでしょう。

メタボリック症候群の基準と予防

最近よくテレビや雑誌などで取り上げられるようになった、
メタボリック症候群という言葉があります。
この症状の基準はどこにあり、何を意味するのでしょうか。
日本の学会が合同で出したメタボリック症候群の基準に、あてはまるかどうか確認してみましょう。
腹囲(へそ周り)のサイズが男性85センチ、女性90センチを越えている時、
メタボリックシンドロームが考えられます。
あてはまる人は専門機関で調べてもらい、必要ならぱ早めの対応を行った方がいいでしょう。
高脂血症、高血圧、高血糖の3つのうち2つで基準値をオーバーしている人が
腹囲も越えていると、メタボリック症候群です。
中性脂肪の数字が150mg/dl以上かHDLコレステロール40mg/dl未満、
あるいは両方にあてはまると高脂血症です。
高血圧は、血圧が上で130oHg以上、下で85mmHg以上のいずれか、
または両方の人の場合。最後に、高血圧かどうかは空腹時血糖が110mg/dl以上が境界です。
メタボリック症候群かどうか確認するためには、おへそ周りの腹囲はともかく
血液状態を調べる必要がありますので、医者などで検査を受けて専門家の判断を仰いでください。
メタボリックシンドロームは生活習慣病の温床です。
血液中の中性脂肪量が多いと、動脈硬化などを引き起こしやすくなります。
動脈硬化が原因で起こる病気はおそろしいものです。
肥満が気になる人はまずメタボリック症候群の予防に努めましょう。

メタボリック症候群とおそろしい病気

メタボリック症候群を予防しなければならないと今さかんに言われているのには訳があります。

メタボリック症候群の先にはおそろしい病気が潜んでいるからです。

動脈硬化性疾患の発生頻度は、メタボリック症候群であることで飛躍的に高まります。
自覚症状に乏しく最初のうちは異常に気づきにくいので、
未然に防ぐことが困難であるという特徴があります。
そのため、何の前触れもなく重篤な病気を発症します。
突然の脳梗塞、狭心症、閉塞性動脈硬化症、心筋梗塞によって死に至るケースもあります。
40〜50代のまだ若い人たちは、前触れなく発症する例が多くあります。
運良く命は助かった場合でも、後々まで後遺症が残ることもあります。
これらの理由から、メタボリック症候群が社会問題化し国が対策に乗り出しているのです。
いわば、メタボリック症候群である人をそのままにしておくことは、
動脈硬化の危険性を高める一方なのです。メタボリック症候群を回避し、
動脈硬化性疾患を未然に防ぐためにも、肥満傾向にある人や偏った食生活を
長期にわたって続けている人、運動不足を自覚している人は
生活習慣の改善につとめるべきでしょう。
メタボリックシンドロームを防ぐことで、動脈硬化などを回避できます。
無理せずはじめられそうなこと、エレベーターをやめて階段を使ってみたり
バス停一つ分を歩いてみるなどして、メタボリック症候群を回避してください。

メタボリック対策には食生活の改善を

メタボリックの対応策において、まずやってみるべきなのはどんなことでしょうか。

それは食習慣を改革していくことです。
普段の食生活を改善するには、まず食事で摂れるエネルギーがどれくらいかを知る必要があります。
どういう食品に栄養素、カロリーがどれほどの量になるかを熟知するようにしましょう。
この他に必要なことは、できるだけ体に取り入れるべき食品はどのような栄養が含まれるものなのか、逆に減らしたほうが良いのはどんな食品なのかということですとにかく食生活について栄養の知識をつけて実行することです。

メタボリックシンドロームの対策として、普段の食生活で摂取するエネルギーを減らすため調理方法を考える事がポイントです。
食事に関して改良する点としては脂を使ったものを1日1食に抑えたり、揚げ物の衣はなるべく薄くしたり、肉類を食べるときは部位を考える、などがあげられます。
またなるべく多く摂取すべきものとしては、体にいい食品、たくさんの野菜、悪玉コレステロールを下げる青魚、玄米やライ麦パンなど食物繊維を豊富に含む食品などがあげられます。
塩分を外に出す力のあるイモ類や、歯ごたえのある料理、などの健康にプラスになるとされる食品をメタボリック対策としてなるべく食生活において摂取するようにしましょう。

普段心がけるべきことは、食習慣において食事のリズムを整えて、1日3食時間決めて摂る、朝ご飯を食べる習慣を作る、夜遅い時間の食事に留意するなどがあげられます。
外で食事するときも、バイキング形式の食事などではカロリーの摂りすぎに注意したり、単品メニューよりも定食を選ぶ、などの心配りもしていきましょう。

毎日の食習慣を少し改良するだけでもメタボリック対策としては大きい効果が得られるに違いありません。

小児メタボ(子供のメタボリック症候群)

メタボリック症候群は、今や、子どもの間にも広がっているのです。

どんどん増えている子どもの肥満は、30年前と比較してみると2倍にもなり、それだと1割が肥満ということになるのです。

小児メタボの原因は、脂肪の多い食事、24時間いつでも買い物ができる環境、不規則な生活、運動不足などがあげられています。

子どものときに肥満やメタボリック症候群になっていると、約70%が大人になっても移行する傾向にあります。

小児期でもひどい肥満症であれば、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす危険性をはらんでいます。
肥満傾向にある子どもを持っている人は、早めに検査を受けるようにして、メタボリック症候群に陥らないようにしましょう。

現在厚生労働省からは、6歳から15歳までのメタボリック症候群の小児メタボ診断基準が出されているほどです。
小児メタボがそれくらい多く、予防と対策が必要とされていることを証明していることになります。

しかし小児メタボの予防といえども、無理なダイエットを子どもに強制するのはいい法方だとはいえません。
小児メタボ(子供のメタボリック症候群)の一番の予防法は食生活の改善です。
発育期の子どもには、スナック菓子などを摂り過ぎないようにしたり、3度の食事をバランスよくきちんと食べさせることの方が小児メタボには重要なことなのです。


うちにこもってゲームばかりしたりせず、
戸外で元気に体を動かして遊ばせ、
小児メタボにならないように規則正しい生活をするようにすれば、肥満も少しずつ解消していくでしょう。